闘う将棋マンガ「龍と苺」、216話は怒涛の展開から少し落ち着いて対局に戻ってきました。
今回は少し内容に触れますので、まだの方はまずは今週の公開話 216話をお読みください。
竜王戦での目的は?
未来の苺の正体は明かされましたが、今週のストーリーは竜王戦で戦う目的はまだ明らかになっていません。
今週は対局がメインで、寒河江雷々(ライラ)名人との挑戦者決定戦なのですが、良い勝負も読みの深さで及びませんでした(この辺の強さの違いの描写がうまいです)。
寒河江雷々と苺の強さは、以前にAIにも読ませてみたので、よろしければ下記からどうぞ。
寒河江名人は、黒田道化師(ジョーカー)竜王とタイトルを分け合っていてトップ2ではあるのですが、それでも永世八冠達成後の苺の方が圧倒的に強いようです。
竜王戦に出た目的は竜王かそのクラスの棋士と戦いたいから、という線が考えられたのですが、今回の対局の優劣からするとどうもそれはなさそうです。
残された伏線
すると苺が今、竜王戦に参加する目的は何なのでしょうか。
確定的に読み取れる部分はなかったと思うのですが、残っている手掛かりは 188話のタイトルホルダー表ということになりそうです。
タイトルホルダー表の2061年のところに以下のように注釈がありました。確認したい方は過去記事のタイトルホルダー表をどうぞ。
引退の年に、竜王戦の制度が改正されて暫定位になったとあります。
対局者を求めての出場ではないのだとすると、改正された竜王戦制度で何かを行いたいか、暫定位であることを解消したい(この二つは同じことかもしれません)という事ではないでしょうか?
決定的は情報は無くて、消去法で少しずつ埋めていっている感じですが、もう手掛かりはここしか残っていないのではないかな~と思っています。
残る大きな謎はこの目的の部分ですね!来週も楽しみです🍓