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米国高配当銘柄の配当を非課税でもらおう!

新NISA活用してますか?

インデックス投資中心で積立していたのですが、ちょっとスゴイ銘柄に気づいて浮気してしまいました。

今回は、新NISA枠で高配当米国株の配当を非課税でもらっちゃおう、というお話です。

米国高配当銘柄と課税

ここのところ(2024/04)日米とも株価が下落していますが、下落時こそ投資の機会になります。

たとえば株価が下がったブリティッシュアメリカンタバコ ADR(BTI)の利回りを見てみると、

じゅ、じゅっパーセント!年利10%だと 30万円投資したら年間 3万円もらえてしまいます。

ブリティッシュアメリカンタバコは、もとから20年連続増配だったかの高配当銘柄ですが10%はインパクトありますね。

「でも米国株なんて、アメリカでも課税されて日本でも課税されるから配当金から 30% くらい税金で持っていかれちゃうじゃん」

おっしゃる通り、マネックス証券さんのページから引用すると日米で課税される点の説明があります。

米国株の取引では、利益に対して所得税と住民税あわせて【20.315%】が課税されます。 配当金の場合、米国の法律によって源泉徴収される10%の税金もかかります。 info.monex.co.jp

「NISA口座使えばよくない?」

そうですね!

NISA口座なら日本国内の 20.315% は非課税になります。そう、国内の課税はです。。

NISA口座で米国株を買った場合、米国の源泉徴収分の 10% は課税されてしまうんですね。

ここまでの配当金の課税について簡単に表にします。

口座 日本国内課税 米国課税
一般・特定口座 あり あり
NISA口座 無し あり

これでも配当の 90% 分は得られるわけで NISA のメリットは大きいのですが、せっかくなら非課税が嬉しいですよね。

米国預託証券(ADR)

そこで注目したいのが米国預託証券(ADR)銘柄です。

ADRは米国以外の外国企業が米国市場に上場している株です。ADRは米国企業の株ではなく、その他の国の企業の株なので、配当金はそれぞれの国で課税され米国の源泉徴収10%が無いんですね。

moneyworld.jp

そして、ブリティッシュアメリカンタバコは配当課税のないイギリスの銘柄です。

つまりこの場合のADR銘柄の配当課税は以下のようになります。

口座 日本国内課税 米国課税
一般・特定口座 あり 無し
NISA口座 無し 無し

ということは NISA口座なら高配当 10% は、課税無し、そのままフトコロにはいってくるわけです!!

ビバ NISA !!!

高配当 ADR 銘柄を狙ってみよう!

ということで株価が下落している今なら割安に米国高配当銘柄に手を出しやすくなっています。

とくにNISA成長投資枠が残っていれば、非課税でまるっと配当がもらえます。

米国高配当銘柄×ADR×新NISA、検討してみませんか?