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龍と苺 221話 ネクストステージ、年表でなぞってみます。

戦う将棋マンガ、龍と苺、2025年一本目のサンデーうぇぶり更新です。

タイトルからネクストステージと来ましたね!

前回(無駄に)ロゴを作った甲斐がありました。

ネクストステージ

今回はこんな感じです。

年表にしてみる

さて、今話で残っていた戦いたい動機の部分が明かされました。未来編のキーになる話ですし、盛り上がるところですので内容は是非とも本編で!

背景の部分を知るという意味で、ここまでの話で明らかになった部分も加えて簡単な年表にしてみました。

  • 2005年 将棋界にAIの本格導入
  • 2015年 AIが棋士を圧倒
  • 2040年 海外大手IT企業の参入
  • 2060年 AIによる竜王戦参加が認められる
  • 2061年 藍田苺10度目の全タイトル制覇、引退。竜王戦制度改正、以降竜王位は暫定位となる。
  • 2093年 当時の日本将棋連盟会長、藍田苺死去と発表
  • 2124年 未来編本編

ちょっと解説

本編だけだと少しわかりにくいところの補足です。

2005年、2015年は現実のお話ですね。まず2005年のAIの本格導入は、将棋ソフトの Bonanza を指しています。Bonanza はAI(機械学習)を本格導入してプロを慌てさせるほどの強さを獲得したソフトです。2015年のAIが棋士を圧倒は、2012年から行われた棋士vsソフトの団体戦、電王戦のことでしょうか。2015年よりは少し前から人間に対して勝ち越していましたが(2015年自体は棋士が勝ち越し)、ソフトが上回るところまできたという認識が定着したころという事かと思います。

2061年は、以前のタイトルホルダー表で、この年に全タイトル制覇して引退、また竜王位が暫定位となったとありました。タイトルホルダー表はこちらの記事にあります。 kaku-taiken.hatenablog.com

2093年は 215話で語られていたエピソードですね。30年前から今回の竜王戦チャレンジを仕組んでいた模様。苺の悪だくみ(?)に最後まで付き合わされています。

龍と苺では、AIはここまでは解説の一部として評価値と候補手を出すだけで、表には出てきませんでしたが、おそらくいろいろな(斜め上の)開発者がでたり、ソフトがキャラクター付けされて登場してくるのでしょう。

これからの竜王戦本戦楽しみです!