龍と苺🍓、なんのこっちゃという感じのワード。
実はマンガのタイトルです。(ネタばれはしません)
サンデーのサイトからあらすじを引用すると、
命懸けでやれることが見つからず、満足いかない日々を送っていた、藍田苺。中学2年生のある日、クラスで暴行事件を起こしてしまったことから、スクールカウンセラーの宮村と出会い、将棋の世界に引き込まれる。宮村は、苺の中に秘めたる将棋の才能を見いだし、次々と将棋大会に参加させる。
将棋に勝ちたい! 苺はその一心で強い相手との対局を重ねるたび、一手一手、着実に強さを増していく。そして、アマチュア初、中学生初、女性初、と前代未聞の快進撃で将棋界のあらゆる記録を塗りかえ始めた……
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竜王戦アマ参加枠として破竹の勢いで勝ち続ける藍田苺15歳。視線はぶれずにまっすぐに︕ 一手一手強くなる “闘う” 将棋マンガ!!
という感じの将棋マンガです。
女性プロ棋士がいまだいない将棋の世界に女子中学生が殴り込む、といったストーリーです。
女性棋士のパターンもどこかで見たし、将棋マンガとしてはまぁありそう、そんな感じもするかもしれません。
そう読んでも、キャラクターの良さ(性格は悪い)や、ストーリーのテンポの良さで十二分に読みごたえありのマンガなのですが、最近の展開を見ていて将棋が主のマンガではないのかも、と思ったところがあってご紹介です。
そろそろクライマックスに差し掛かっていると思われる最近の展開をみるに、あらすじにある通り “闘う” 将棋マンガであって、「戦う将棋」マンガではないのだなあと。将棋を指すのがストーリー展開の主ではあるのですが、主題はどうもそこではなくて闘うことがアイデンティティと自分を知っていく主人公と、それを導く師の物語なのかなと思わされます。
この関係性の構築がストーリーを通してゆっくりと進んで、いまクライマックスを迎えて、あるかなしかの闘争心やら涙腺やら刺激してくるワケです。
将棋を知らなくても楽しめる “闘う” 将棋マンガ、アプリで無料でも読めますので、よろしかったらぜひ!
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